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2016.09.03

京大式 おもろい勉強法 山極寿一/朝日新書

京大式 おもろい勉強法 (朝日新書)
山極寿一
朝日新聞出版 (2015-11-13)
売り上げランキング: 52,580

勉強法の本でも読んで、たまには自己啓発しなくっちゃと手にしてみたら、書き手が山極寿一で驚いた。山極寿一と言えば、ゴリラの人だ。嬉しい誤算とはこの事と、さっそくページをめくる。

予想通りというか、ハウツー本ではない。ならば何かと言えば、山極寿一がアフリカで学んだ「対人力」について書いてある。「対人力」とは、自分の好きなことを誰かに「おもろい」と思ってもらうために必要な「力」のこと。ようするに、社会をサバイブするためのコミュニケーション術のことで、これ自体よく聞く話ではある。でもそこは流石の山極寿一、ゴリラ話を交えて、面白おかしく読ませてくれる。

「対人力」の勘どころは、「他人の時間」を生きてみることにある。

山極寿一はそのことをアフリカの借家で知る。その借家にはいつも誰かしらがいて、手伝いを頼めば手伝ってくれるが、そうでなければ何もせず、ただ座っていた。奇妙な時間が流れ、ふと思う。なぜ彼らは、何の見返りも求めず、そこに座っているのだろう。山極寿一は考え、そして気づく。そうか、彼らは「私の時間」を彼に差し出し「他人の時間」を生きているのだ、と。

本書は「時間」を分かち合うことの大切さを説く。そのことが「おもろい」に繋がるのだ。他者になること。共にいること。つまりは、ゴリラになれ!おもろくあれ!である。

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